プロパーカード
プロパーカードとはカード会社が自社で発行しているカードのことで、JCBから発行されるJCBカードやVISAから発行されるVISAカードはプロパーカードです。
プロパーカードでは無いカードつまり非プロパーカードのことを提携カードと呼びます。
しかし、提携カードといっても多くの提携カードはVISAやMasterやJCBなどの提携先のカードとして使う場合には提携カードですが、発行元のカード会社のカードとして使う場合にはそのカード会社のプロパーカードということになります。
ちょっとややこしいですね、例えばVISA提携カードのOMCカードをVISAの加盟店で使えば提携カードですが、ダイエーで使えばプロパーカードです。
プロパーカードと提携カードどちらが得かということも気になりますね。
一般に提携カードの方がサービスや特典の種類が豊富といわれています。
年会費が無料というのも提携カードに多いですね、提携カードの場合、純粋にカード発行会社として利益を上げるより、本体の事業にプレスになればよしというところがあるので、サービスや年会費無料で会員をどんどん増やしたいという意図があります。
そのため、審査も有名カードブランドのプロパーカードを作る場合よりそのブランドの提携カードを作る方が通りやすいということもあります。
かつてはプロパーカードには提携カードにはない独自の特典というものをあったのですが、提携先のカードの申込み時に自社ブランドを選んでもらう競争が激しく、現在では提携先のカードと差別化するような特典設定はしにくくなっています。
いわゆるVIPカードでさえ本家アメリカンエキスプレスゴールドカードよりセゾンアメックスのゴールドカードの方がサービスがいいし実質的な限度額も大きい(一応、本家アメックスは限度額がないことになっていますが)といわれることもあります。