為替差益
海外旅行に行く為に円をドルに替えた時、例えば1ドル100円だったとします。
そして帰国して余ったドルを円に替え直した時、円高で1ドルが130円になっていたら、為替差益は1ドルにつき30円ということになり、ラッキーです。
実際にはそんなに短い期間でこんなに変わることはありませんが、為替はちょこちょこと動いています。
為替差益を利用して、外貨投資をする人も多いのです。
外貨投資には外貨普通預金と外国為替証拠金取引があります。
円高の時に外貨で預けて円安で引き出せば為替差益により利益がでますし、逆だと損益になります。
国際取引の可能な銀行に総合口座と外貨口座を作り、円高になったら外貨へ、円安になったら円へ振りかえると為替差益で利益がでます。
またもっと積極的に為替差益で利益を得たい時には外国為替証拠金取引をするでしょう。
こちらは担保となる証拠金を預けて、その数倍から十数倍のお金を取引するので、ちょっとした為替差益でも大きな利益になったり、逆に大きな損失になったりします。
外貨普通預金は消極的な為替差益の利用の仕方、外国為替証拠金取引は積極的な為替差益の利用の仕方、といえるのではないでしょうか。
当たり前の事ながら為替相場は予想通りにいきません。
為替差益を見込んでの投資にはリスクも伴います。
あせらずに最初は小額から投資を始めるのがよいのではないでしょうか。